頑張りたいこと

これまで生きてきてたくさんの過ちを犯してきた。

沢山の人を傷つけたし悲しい思いにもさせた。気づかぬうちに酷いこともしたしひどい言葉も投げつけた。小学生のころからそうやって人を傷つけたし、中学生になっても沢山の人に迷惑をかけたうえに傷つけた。きっと自分のせいで今でも引きずるような思いをしている人がいるかもしれない。

誰が聞いてもよく思わない行いをしたり嘘をついたり言い訳をして逃げたりした。その分のバチは当たっている実感もあるし人生がこうなっているのも自業自得だと言える。そうやって人を傷つけて良くない行いをしてきた自分が幸せになれるわけがないということだ。

なのだが「でもやっぱり」という気持ちが少しも消えない。
こんな生き方をして、少しも人のためにはなれずに胸を張れることは何ひとつないのに後ろ指をさされることばかりをしてきた。だからこうやって天罰食らってる途中なのになんでまだこんなことが考えられるんだろう。

この気持ちがなくなればどれだけ楽なのかなとも思う。でもそれはどれだけつまらないのかなとも思う。現状に満足できればいいのになと何回も考えるんだけども出来ない。

赤点以下のこれまでの人生なのだが、死ぬときに平均して70点くらいまで持っていければ上出来なんじゃないだろうか。悪くない人生だったと言いたいし、誇らしくはないけどこれまで頑張って生きてくれた自分のことを認めてもあげたい。

それってとても難しくて時間のかかることなんだろうな。今が全てではないけれども。この先もきっと意図せず人を傷つけたり、まずいとわかっていながらも間違いを犯したりするのだろうか。前者は治すのに時間がかかっても後者は自分次第だろうな。

「でもやっぱり」の次に出る言葉を現実にするには、今の自分を認めることと人生の平均点を上げるということが必要なのかもしれん。
でもそれって結構たいへんそうだな。でもやっぱり自分を認めてあげたいから少しずつ頑張るか。